中国新彊ウイグル自治区の本場料理を食べに行きませんか?
南与野の駅から463沿いに荒川方面に2kmほど進んだ場所に、えもいわれぬ異国情緒を漂わせるお店があります。
バラックのような外観で、中にいるのはだいたいいつもトルコ系か中華系の外国人。
シルクロードムラトに足を運んでみましょう!
店に入ると、いきなり焼きたてのサムサの山!
屋台の露天商みたいですが、なんだか美味しそう♪
店内はわりと広くて、36席くらいはありそうです。
左はタクラマカン(小400円/大800円)。ウイグル地域特有のカンカと呼ばれる砂漠人参は、世界四大長寿エリアの一つに数えられるシルクロード南部のホータンの人々の健康を支えてきました。そのカンカで作ったお酒です。
右はシルクロードワイン(700円)。ウイグルの美味しい葡萄を使って作った芳醇な香りの味わい深いワインで、かなり好みの味でした。
牛の胃袋を塩茹でした料理、ケリン。
コリッとした弾力のある胃袋の食感と、甘辛いソースが絡み合い、ボリュームもあって、お酒のおつまみにいいですね♪
ウイグルのミートパイ、グシナン。
ラム挽肉に玉ねぎと香辛料を混ぜて炒めた具材を自家製生地に挟んだもので、パリもちの生地は思ったよりも軽く、美味しいのでペロリといけちゃいます!
ラムのひき肉に玉ねぎとスパイスを入れて練りこみ、じっくりと旨味を閉じ込め焼き上げたキーマ・カワブ1本300円!
こちらはトルコの食文化の影響が色濃いですね。
〆は、ライスを使ったウイグルの代表的な食事、ポロ(1,200円)!
祝い事や大切な人をもてなすときに食べる炊き込みピラフで、ヨーグルトをかけて食べるそうな。
ビリヤニのウイグル版といったところでしょうか?大陸の食文化はつながっているので、こうして食べ比べながら民族の歴史に想いを馳せるのも興味深いですね!
ニュースで人権弾圧などの問題に登場する新彊ウイグル自治区ですが、こんな身近にその食文化と歴史を感じられる場所があったなんて感激です!
店主はトルコ系民族でしたが、中華系のお客さんが我が物顔で入ってきて稼ぎを自慢していたりして、いろいろ考えさせられました。
美味しいものを食べ、お酒を飲みながら、触れられる世界を広げていきたいですね!
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